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自然から倣った奏法。
 

 

 ガムランの語源は“叩く”という意の“ガマム”。


由来の通り、バリ島のガムランは“叩く音楽”。

青銅製の鍵盤打楽器ガンサ、小型の銅鑼を横一列に並べたレヨン、小型シンバルを重ねたチェンチェン、直径1mほどの銅鑼ゴング、ジャックフルーツの木をくり抜き牛皮を張った太鼓クンダン、など7〜8種、通常25〜26人の奏者で編成されています。


 音階は基本的に5音で、低い方からドン、デン、ドゥン、ダン、ディン。これは西洋音階のドレミソラとほぼ一致するものの、それぞれの音に何ヘルツという基準がなく、グループにより微妙に音程が違うとか。


ガンサは2台で一組。1台のガンサの叩き出す音に対し、もう1台の音を間に入れて2倍のテンポと表裏をもつリズムを作る、これがガムラン独特のコテカン奏法。

他の楽器も同じように叩かれ、ガムランの重層的な旋律の綾を生みます。


ガンサに限らず、バリの楽器はほとんど対となるもの。

ゴングやクンダンには形状の違う2種類があります。バリ人はこれをラナン(雄)・ワドン(雌)と呼び、楽器のいわば“夫婦”であると同時に、交互に叩くことで、寄せては返す波と同じ、ひとつの自然現象を作り出すといいます。

“ふたつの音がお互いに引きつけあってバランスを保つ、ガムランは自然の在りかたに倣っているんだ。叩き、打ち鳴らす。

シンプルな音楽が、うねる波のようにも轟く風のようにも聴こえるのは、人間も自然の一部だからだ”と。


ガムランの音楽に合わせてバリ島舞踊を鑑賞なんていかがですか?

http://www.dance-bali.com/

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